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title [サントリーホール]は、音楽と緑のオアシス
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ゴミちゃんは、意外にもオペラファン。いまのお気に入りは断然、アンドレア・ボチェッリで、5月の日本公演にももちろん出かけた。そんなゴミちゃんだから、[サントリーホール]にも年に1度くらいは出かけるのだが、このホールが環境にやさしいなんてことは、全然、知らなかった。

ところが、マダムからのメールによると“ホールの屋上が庭園になっていて、都市景観に緑を添えているだけでなく、環境対策にもなっているのよ”ということらしい。そこで早速、取材のお願いを。なんでも、屋上庭園は[森ビル]が管理しているらしく、広報の佐久間さんが案内してくれるという。
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ガラス張りの入り口
[サントリーホール]

佐久間さんがいるのは、同じ敷地内の[ア−ク森ビル]。ウエストのエレベーターで31階まで上がり、応接室に通される。ドキドキ……。先端のオフィスビルに勤務している佐久間さんは、外資系の会社につとめている友だちに感じが似ている。ファイルを小脇にかかえ、かっこいいのだ。


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オフィスビルから
眺めた屋上庭園
ライトアップされて、
夜も美しい
“[サントリーホール]は1986年にできたのですが、その後10周年を迎えて、屋上庭園をつくりました。周囲のオフィスや住民とのコミュニティを大切にしよう、高機能だけを考えずにアメニティをプラスしよう、そんな発想から庭園をつくることになったのです。”

とはいえ、コンサートホールの屋上。それも世界一流のアーティストたちが公演するホールの屋上だから、音響に差しさわりがあってはいけないと、非公開のガーデンが誕生した。誰も入れないガーデンなんて! と、ゴミちゃんは思うのだが、周囲は高層のオフィスビルやマンション。“眺めて楽しむ庭”というコンセプトで、庭づくりがスタートしたという。


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