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title [ヒルトン東京ベイ]はエコ星ホテル
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千葉県の舞浜駅前。シャトルバスに乗りこんだゴミちゃんは、左手に見えるディズニーランドにこころ惹かれながら、5分後[ヒルトン東京ベイ]に到着した。シックで豪華なロビーに、ちょっとドギマギ。マーケティングの時田さんを待つ。

マダム情報によると、ここ[ヒルトン東京ベイ]は、東南アジアで初めて[エコテル=環境にやさしいホテル]に認定されたホテル。ゴージャスな雰囲気は、なんかエコロジーとは無縁なようなのだけれど……。ニコニコ笑顔の時田さんに先導されて、エレベーターで上階へ。

部長の津田さん登場。マダムに似て、きりっと知的なワーキングウーマンの津田さんが、テキパキとホテルの環境対策について説明をしてくれる。
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[ヒルトン東京ベイ]は、いわゆるリッチなホテルにしか見えないのだけれど

“[ヒルトン東京ベイ]は[エコテル]の認定基準、1. 環境保護への取りくみ 2. 固形廃棄物の管理 3. 省エネルギー 4. 節水 5. 従業員教育とコミュニティ参加 の5つのうち、1と2と5の認定を獲得しています。ミシュランの星のような評価でいうと、[ヒルトン東京ベイ]はエコ星3つということになります”


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コンシェルジュのデスクに飾られた、[エコテル]の認定証
[エコテル]は、1000のホテルが申請して39しか合格していないというほど、厳しい基準を設けている。津田さんたちも約1年かけて、取得の準備をしたんだとか。多岐にわたる基準をクリアするのは、タイヘンな仕事だぁ!

1の 環境保護への取りくみについては、会社の公約や法律を守ることのほかに、各部署からのスタッフで編成した[グリーンチーム]というのがあるという。それぞれの部署のお目付役みたいなものらしいけれど、現場のみんなの意見を吸いあげる役目もしているらしい。

“ベルキャプテンからシャトルバスの運転手さんへのお願いとして、アイドリングをストップしてもらおう! といった意見が、自発的に出ました。お客さまをお待ちしているあいだは、エンジンをかけている必要がありませんから。こうした現場ならではの意見が、どんどん出てくるようになりました”

ホテルはある種、贅沢を提供する場所だから、環境対策もかんたんにはいかない。でも、津田さんは“サービスを低下させることなく、環境にいいことはすべて、舞台裏から始めよう! というのが、モットーです”と、あくまでもポジティブに話してくれる。


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