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メンテナンスも忘れずに
きょうからスタート。日常点検

自転車はシンプルなマシン、そして身近な道具だ。けれど、たったひとつの部品が故障しただけでも、安全で快適な走行が妨げられてしまう乗りもの、でもある。自分を危険から守るためにも、愛車を直すことのできない決定的な故障から避けるためにも、メンテナンスは欠かせない。たいした道具も、時間も、技術もいらない。必要なのはポイントを押さえた日常点検。きょうから始めよう! やれば、「乗り心地」にも差が出てくるはずだ。
取材協力/WORK SHOP MONKEY 今泉 紀夫


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Moulton APB J14 278,000円/ダイナベクターtel.03-3861-4341


目指すのは、購入時のコンディション

あなたは覚えているだろうか? 買ったばかりの自転車のコンディションを。タイヤの空気圧、ブレーキの効き具合、ペダルを回してみたときのチェーンの音。ここでいう日常点検とは、これらをチェックすること。そして、違ってきたら最初のコンディションに戻す。もしくは近づけることだ。
いつもと違うは、メンテナンス信号

自転車に乗る前に、サドルを持って後輪を上げ、軽く地面に落としてみよう。同様に、ハンドルを持って前輪を落としてみる。この動作をを何度かやってみよう。このチェックでガタツキや「カタカタ」、「シャリシャリ」という異音があった場合は要注意。ネジがゆるんでいたり、車輪が固定されていない可能性があるので、調整を。



安全点検チェックポイント

ブレーキ 前後ともきちんと効くか。不快な音はしないか?
ライト ちゃんと点くか?
ベル よく鳴るか?
ハンドル 曲がっていないか? 固定されているか?
サドル 適切な位置に固定されているか?
タイヤ 十分に空気は入っているか?
ペダル ペダルは曲がっていないか?
チェーン チェーンはゆるすぎないか?
リフレクター 壊れていないか?


自転車に異常はないかだろうか? 様子がいつもと違う、と気づいたら要注意。ちょっとくらいはという油断が、事故やトラブルを招く。ポイントにしたがって、さっそく点検してみよう!

Monky
WORK SHOP MONKEY



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