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おじいちゃん、おばあちゃんは重症になりやすいのだワン
お年寄りは乳幼児といっしょで抵抗力が少なく、カゼやインフルエンザが重症化しやすいのが特徴。健康な成人にくらべて、お年寄りは1.5〜2倍もウイルスに感染しやすいといわれている。また症状が現れにくいのも特徴で、病状がわからないまま進行し、急に重い症状となってあらわれることがあるので注意が必要だ。

やっぱり、お医者さんに行くのが先決
お年寄りのカゼの程度は、なかなか判断がむずかしい。軽いカゼのように思っていても、あっという間に進行し、肺炎などを引き起こし死亡する場合もある。また治りも遅く、とくにほかの持病がある場合は、持病が悪化することもある。まずは早めにお医者さんに診てもらうことだ。

無理は禁物。インフルエンザのワクチンはぜひ、接種を
年齢的にも抵抗力がなくなっているので、睡眠不足や疲れなど、からだに負担になることは絶対にやめる。インフルエンザにかからないようにするために、早めに予防接種しておくことも大切だ。ただし予防接種したからといって、完全にインフルエンザが予防できるわけではないので、“マスクの着用”“ウガイ”“手洗い”“水分補給”の習慣を心がけること。また、1月〜2月のインフルエンザが流行する時期は、できるだけ人ごみに出ないようにすることだ。

それでも、インフルエンザにかかったら
もし、インフルエンザにかかってしまったと思ったら、早めにお医者さんに診てもらう。初期のインフルエンザならば、効果のある薬も出てきているので、とにかくお医者さんに行くことだ。



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