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まず、気温と汗の関係だワン 夏、気温が上がると、汗をかくことは誰でも知っている。では、気温が上がると、どのくらい汗が増えるかというと……。24℃よりも気温が上がると、汗をかく量は24℃以下のときより3倍近くも増加するのだ。日本の夏は、軽く30℃を超えるのだから、そうとうな量の汗をかくわけだ。 パパの症状を検証するのだワン パパは釣りをしているときに汗をかいて、水筒の水を飲んでいた。でも、汗の成分は水だけじゃない。なめてショッパイように、ナトリウムイオンやカリウムイオンなどの電解質もふくんでる。水だけを飲んでいると、こうしたイオンは補給されない。そこが問題なのだ。 “自発的脱水”っていうのが、あるんだワン ナトリウムイオンなどを補給しないでいると、とうぜん、血液のなかに水分だけが多くなって、バランスが狂ってしまう。水っぽくなった血液を元にもどそうと、今度はからだが、水を出そうとするんだ。からだ全体としては、水分もイオンも足りていないが、血液がうすいのを修正しようとするんだな。そうすると、もう水は飲めない。水が飲めないから、脱水症になってしまう。こういうのを“自発的脱水”というのだ。 スポーツドリンクでの水分補給が大切だワン こうした“自発的脱水”を防ぐためには、血液がうすくならないように、水分とイオンを同時に補給することが重要なんだ。ちょっと汗をかいたくらいなら水でいいけれど、たくさん汗をかいたときは、水だけじゃないイオンをふくんだものを飲まなきゃいけない。そうじゃないと、ほんとうの意味での水分補給にならないんだ! *“自発的脱水”については、[からだのための12レッスン]Lesson04 アウトドアライフと熱中症も、参考にしてください。 |
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