A Rosarian's Diary
11月6日(金)くもり

請求していたカタログが届きはじめる。兵庫の[伊丹ばら園]、大阪の[京阪園芸]、蓼科の[バラクライングリッシュガーデン]。どこもオールドローズ、ワイルドローズに関しては特別注文生産で、申し込んでから接ぎ木をされ、春の新苗で届くことが発覚。つまりカタログでは、秋の大苗は買えないらしい。大苗というのは、芽接ぎした新苗を秋まで育てて大きくしたもの。新苗よりも丈夫なので初心者向けといわれているのだ。

そうか。ならば大苗は駒場などで手に入れて、めったにない種類を注文しておこう。原種のテリハノイバラ、オールドローズの粉粧楼、ラ レーヌ ヴィクトリアという3種に、とりあえずあたりをつける。新苗は1本、2,000円ほど。駒場で会ったロザリアンが“高いわよ”といっていたバラクラは、1本3,900円とやっぱり高かった。
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届いたカタログ3種。わくわく。


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ラ レーヌ ヴィクトリアや粉粧楼は、ぽっこりまるいカップ咲き。花びらもまるっこく、園芸用語では“丸弁”という。
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スピーシーズといわれる原種バラは、5枚の花びらが基本形。私が購入予定のテリハノイバラは、名前の通り、つやつやと照った小さな葉っぱが特徴らしい。



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