A Rosarian's Diary
4月22日(木)晴れ

18日に待望の新苗が届く。“粉粧楼(ふんしょうろう)”と“テリハノイバラ”、葉もいきいきとして悪い苗ではなさそうだ。週末に買いそろえた細長の鉢に、今日植えつけをする。粉粧楼にはいくつか蕾もついていたが、新苗は秋まで花を咲かせないのが原則。生まれたての赤ちゃん同然なので、生産活動より自分の体力をつけることの方が先決なのだそうだ。そりゃ、赤ちゃんが赤ちゃん生むのも何だものね。

培養土の配合は、赤玉土:乾燥牛糞:骨粉=4:1:ひとつまみ。“土と肥料はていねいに混ぜること。バターやチーズだって、栄養があるといってもそのまま塊を食べたら気持ちが悪くなる。土と肥料をよく混ぜることは料理と同じです”とは、鈴木省三氏。新苗を植えつけた後は、“身体の半分が庭にあるような気持ちを忘れないで。朝も夜も”とも書く。つくづくバラにやさしい人。ここまでの愛は、私はとてもじゃないけど注いでいない。

鉢は若干高さが足らず、接ぎ目がやや顔を出してしまう。少し気になるが、これくらい大丈夫? たっぷりの水をあげて記念撮影。明日の朝、木酢液で消毒をすれば植えつけ終了。憧れのノバラとオールドローズが、ついに私の庭の一員になった。


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鉢植えした新苗。ひょろひょろのびてるテリハノイバラはこの後、丈を少しカットした。








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切り落とした粉粧楼の蕾。かわいそうだから記念撮影。


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新苗が到着。こんな風に名札つきでやってくる。



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