A Rosarian's Diary
3月14日(日)晴れ

暖かくなってきたので、わらのマルチングをはずす。これからは、鉢の土にじかに光があたる。バラたちに固形肥料。ただ、2月にあげたぶんも(もしかして、1月のぶんかも)かびが生えたような状態で残っている。有機肥料なのに、なぜ土にすぐなじまないんだろう?

2月にせん定した枝からは、ひとつのふくらみから3つの芽がのびはじめた。この場合、そのままのばすと枝がこみ合うので、中心の芽以外のふたつをかき取る“芽かき”という作業が必要らしい。でも、どの本にも“初心者は、肝心の主芽を取りかねないのでそのままにしておいた方が安全”とあるので、ほおっておく。“摘蕾(てきらい)”と同じく、これは、どう花を咲かせたいかによるらしい。大きな一輪を咲かせたいなら、おこない、ちいさな花をたくさんなら、おこなわない。いわずもがな、私は後者だ。

あまりうれしくない発見。今年はじめてのアブラムシ。バラ4本、ぜんぶにいた。みっちり団体でいるから、きみどり色の枝と見分けがつかなかった。しかも、初々しい、ひらきかけの幼葉にばかり群がって、コシャクなやつらだ。あわてて、牛乳をうすめた液をスプレイする。これを3日続ければいなくなると、ある本にあった。

いま、ほしい植物……ムラサキツユクサ、リラ、スズラン、マルメロ……アア、モウ、ニワツキノイエニヒッコスシカナイ。


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ルコラはつるつると高くのび、十字架の花を咲かせた。その、のびのび感は、ちょっと『シナの五人きょうだい』みたい。












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ある日の朝食。自家製ルコラは、やっぱりおいしい気がする。



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ある日のミニバラ。ちいさな葉が、つぎからつぎへと生えてくる。



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