A Rosarian's Diary
3月11日(木)曇り

旅から戻り、ひさびさの水やり。知らぬ間にすくすくのびた芽や葉を見て、なんだかんだあっても春は必ずやって来るんだと思う。なかでもルコラののびがめざましいが、このルコラ、葉のフリフリも赤い色みも、イタリアンレストランで出てくるものとは少しちがう。食べたらまさしくルコラだが、何か別の種類なのかもしれない。

つるバラの生長ぶりもすごい。枝を水平に這わせると、芽が上に向かって動き、花芽を多くつけるというが、実際ほとんどの芽が天に向かってのびている。誘引した時、トレリスに麻ひもで結びつけた様子が、はりつけのようで痛々しかった。しかも休眠している間に丸坊主にされちゃって、目覚めた時、この子はガリバーのような気分になるのではないかと心配もした。でも、このめきめきぶりを見ると、私のとりこし苦労だったようだ。

生まれたての葉はほんとうに柔らかで、触るとヒーリング効果もあるような気がする。緑の色も初々しい。ピュアというのはこういうことかと思う。
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角館で買った豆。紅紋金時菜豆。つるなし。








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三鷹台の梅。


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三鷹台の気のはやい桜。
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つるバラの新緑。丸坊主になった(した)時はどうなることやらと気をもんだ。ちゃんと葉が出てよかった、よかった。



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