A Rosarian's Diary
1999年2月1日(月)曇天

元旦はNYのセントラルパークでアイススケート、とすべりだしは好調だったのに、今年はどうもそのあとがよくない。風邪をひき、それを長くひきずったせいか、気分がずっとどんよりしてる。1月は、庭いじりをする気すらおきなかった。お水をあげて、たまに枯れ葉を拾い(枯れ葉は病気を広げる原因になるのでこまめに拾って捨てるのが大切)、あとは見ないふりをしてやりすごしてしまった。ペットと同じく、植物たちも主人の精神状態を敏感に感じとる(ような気がする)。だから1月の私のベランダガーデンは、なんとなくどんよりしてた。人はパンのみで生きるにあらず。植物は水のみで生きるにあらず。命あるもの、やっぱり愛がなくっちゃね。

なんてことをいっているうちに、ようやく元気のでてきた2月はじめの今日。庭いじり日和とはいえない曇天ながらも、ほんとなら1月中にやるべきだったいろいろな仕事をおこなう。まず、ミニバラの土替えと軽いせん定。2本のうち1本の根に、小さなコブを発見。もしかして、これはネマトーダという病気? 切り捨てて、新しい土に植え替える(牛糞+骨粉入り)。すくすくと芽をのばしているセントセシリアも、ビニールポットから素焼きの鉢に移して肥料(有機質・固形)をあげる。ついでに、すっかり葉を落としたグミやスグリ、キッチンガーデンにも化成肥料を蒔いて、桃の木を歯ブラシで洗う(白いヤニのようなものがついている。What's this?)。いちばんやらなければいけないのは、つるバラの整枝と誘引だったが、その前に力尽きる。明日またやろう。
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うちのベランダから見える空。今日はブルーな曇り空。こうやって切りとると、いつも電線が音符に見える。

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赤玉土(小粒)4+乾燥牛糞1+骨粉ひとつまみ。ミニバラも数年ぶりの土替えです。

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ミニバラの根に小さなコブを発見。指の先の、これです、これ。



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