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ゴミちゃんのメモ帳

05 今度は“家電リサイクル法”!


【冷蔵庫のフロン】

[家電リサイクル法]の対象品目のなかでも、冷蔵庫のことが気になります。むずかしいことは、頭が痛くなるゴミちゃんですが、たしか、冷蔵庫には[フロン]という、環境の厄介ものが使われていたはずだから。

マダムによると、冷蔵庫には冷媒として使われるフロンが約150グラム、断熱材には500〜600グラムのフロンがふくまれているといいます。冷媒のフロンはパイプから抜きとれるので、比較的処理しやすいけれど、問題は、断熱材のフロン。こちらは手間がかかるだけでなく、コストもかさむので、とてもむずかしいらしい。

実際、アメリカでは、経済的な負担が大きいということで、断熱材フロンの回収はしていないといいます。それでもドイツは、手間をかけてこの回収をしているとか。断熱材フロンを抜く仕事が確立されていて、消費者はお金を支払うというコンセンサスが、社会的にできているといいます。
うーん、やっぱドイツです。

それで、日本はどうなのでしょう? 日本全体で、断熱フロンを取り、回収するためには、1000億円以上の費用がかかるのだそうです。実験段階の試みとしては、(財)家電製品協会の一貫処理プラントでも採用されているとのこと。リサイクル費用とのかねあいで、回収が義務づけられるかどうかが、これから決まっていくということでした。




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