ラテンの情熱? ヤマドリの恋
01
夕刻の決闘
ヤマドリのオスは、
7〜9月の水温の高い時期に
直径10〜15mのナワバリをつくる。
闘う前から、
勝敗が決していることも
負けたら、
ナワバリから即、退場
決 闘 の プ ロ ロ ー グ
ラ イ バ ル を 威 嚇
力 く ら べ
日没の時間が近づくと、ナワバリをパトロール。侵入者である他のオスを発見すると、闘いが始まる。まず、からだの大きさを競うのが、決闘前の儀式だ。ヤブにらみの眼が怖い。
背ビレ、胸ビレ、尾ヒレと、からだ中のヒレをすべて立てて、大きさを誇示しあう。明らかに小さなものや、以前闘って負けたものは、この時点で勝負あり!
戦法は、口でのカミツキ。相手を振り回したり、ぶつけたり。壮絶な闘いがくり広げられる。
02 大忙しのランデブー
03 タンゴの舞い