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イザリウオの釣り竿は、背ビレの第一棘(きょく)というトゲが変化してできたもの。先端には、皮フの一部が変化した皮弁(ひべん)と呼ばれる擬似餌がついている。
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竿をたくみに振って擬似餌を泳いでいるように動かす。イザリウオの擬似餌はゴカイのように見え、近縁種のベニイザリウオのそれは小エビのように見える。
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名人級のフィッシングで魚を捕えるイザリウオだが、ときにかなり大きな魚を捕えることも。さて、そんなときどうするか?
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上向きに“へ”の字についたイザリウオの口は、かなり大きい。下方向にガバッと開く口で、大きな獲物を食べるわけだ。
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ガバッと開いた口を横から見てみると、まるで折りたたみのようにグワ〜ンと拡がる。釣った獲物を飲み込むために、この口の構造がある。
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