Ocean's Odysseys
to RIGHT
フライ・フィッシャー

02

 釣り竿と折りたたみの口


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竿を振ってフィッシング

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釣りがうまいだけじゃダメ

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見よ、この大きな口を

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しかも折りたたみ

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釣 り 竿 と 擬 似 餌
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メ ジ ナ が 寄 っ て き た!
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下 ぶ く れ 顔 が い い
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チ ャ ー ム ポ イ ン ト の 口 が……!
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釣 っ た 魚 は 逃 さ な い
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イザリウオの釣り竿は、背ビレの第一棘(きょく)というトゲが変化してできたもの。先端には、皮フの一部が変化した皮弁(ひべん)と呼ばれる擬似餌がついている。 竿をたくみに振って擬似餌を泳いでいるように動かす。イザリウオの擬似餌はゴカイのように見え、近縁種のベニイザリウオのそれは小エビのように見える。 名人級のフィッシングで魚を捕えるイザリウオだが、ときにかなり大きな魚を捕えることも。さて、そんなときどうするか? 上向きに“へ”の字についたイザリウオの口は、かなり大きい。下方向にガバッと開く口で、大きな獲物を食べるわけだ。 ガバッと開いた口を横から見てみると、まるで折りたたみのようにグワ〜ンと拡がる。釣った獲物を飲み込むために、この口の構造がある。
photo 01 イザリウオにもいろいろ

photo 03 釣りから食事まで


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