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03. 流氷の海


流 氷 ダ ン サ ー ズ


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流氷に覆われた知床半島の羅臼港
知床の海はもともと生物の豊かな海だが、流氷とともにやってくる生きものも見のがせない。すっかり有名になった[クリオネ]は、学名のClione limacinaからついたニックネームで、和名は[ハダカカメガイ]という、ちょっと興醒めな名前。全長1cmのミジンウキマイマイは浮遊性の巻き貝で、ハダカカメガイのエサとなる。同じく浮遊性のウミグモの仲間は全長5mほどの節足動物だ。氷の海には、こんなダンサーたちがふらふら、ゆらゆら踊っている。
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ハダカカメガイ(水深2〜10m)
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ミジンウキマイマイ(水深3m) ウミグモの仲間(水深5m)



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