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02. 干支にちなんで


オ ス が 出 産 ?!


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おなかがパンパンに膨れたタツノオトシゴ。いまにも子どもが生まれでそうなんだけれど、じつはこれ、父親! オスが卵を守る魚はいろいろいるけれど、タツノオトシゴのオスは、おなかに“育児嚢(いくじのう)”と呼ばれる袋をもっている。メスは直接オスのこの袋に産卵して、そのなかで卵は受精する。約1か月かけて卵が育児嚢のなかで成長し、産みだされると同時に孵化するわけだ。タツノオトシゴの世界では、産みの苦しみを経験するのはオスってことになっている。安産のお守りにされていることと関係があるんだろうか?(静岡県・伊豆海洋公園 水深6m/全長約6cm、稚魚の全長約6mm)

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