オカオさんが見つけたかわいいところには、こんなおうちが並んでいます。
 


SASスカンジナビア航空の機内ショッピングで目をつけていた、飛行機のおもちゃ買いたさに、ふたたびストックホルムを旅してきたというトラベリング・スタイリストのオカオさんを迎えての特別編。なんだか、とんでもなくかわいいところを見つけたとかで、そのご報告会となりました


ノンノン ストックホルムは2度めでしょ。どうだった?

オカオさん もう、みんな行くべきだと思うよ。前回は仕事だから、今回はじめて、ひとりでじっくり街を見て歩いたという感じなんだけど、やっぱりすごくいいと思う。

ロッタ いいって、どんなところが?

O もちろん環境もいいし、あるものが、いちいち趣味がいいというか……。泊まったホテルも、かなり気合いの入った“デザインホテル”だったんだけど、デザインのためのデザインになってなくて、ちゃんと居心地もよかったし、地下鉄が国旗と同じ黄色とブルーなのもかわいかったし。


白いカーテン。手作りでしょうか?
 
L 黄色とブルー、私の大好きな組み合わせ。

O 私も好きです。それに、夜ふらっと入った映画館のどん帳がね、黄色い地に赤い松、松に止まっているカラス、その間にリスがいるっていう柄で、こんなのがどん帳だなんてと驚いた。写真撮ってきて、みんなに見せたかったな。

N 松にカラスとリスって、なんだかメルヒェン。でも、日本のアニメ的メルヘンとは質がちがって、洗練されているんでしょうね、きっと。

O 色の合わせもきれいでしょ。それからね、お店が閉まっちゃう週末に、スカンセンというところにいったんだけど、ここがもう(泣きそう)、すごくかわいかったです。世界ではじめての野外博物館らしいんだけど、家とか服とか暮らしぶりとか、とにかく昔のスウェーデン人の生活が見られるところで、大きな敷地内にたくさんの古い建物が建っていて、長いスカートとか昔の服を着た人たちが、糸つむぎしてたり、パン焼いてたり。


くるりんこシッポのリスが、
スカンセンのマーク。
 
L つまりは、日光江戸村のような。

O いってみれば(笑)。