脱物質化
Dematerialization


人が製品を買うとき、ほんとうに必要なものは製品の本体ではなく、その製品が提供するサービスである。たとえば、洗濯機を買うとしても、洗濯機の“本体”が必要なのではなく、衣服を洗濯する“機能”が必要なのである。 洗濯機のメーカーは、洗濯機を消費者に“貸し”て、古くなったら“回収し”、それを“リサイクル”する。これが脱物質経済の考え方であり、枯渇しつつる資源をむやみに採取しなくてすむ手法であると考えられる。商品販売の目的が、所有ではなく、製品が提供するサービスにあると考えるところから、“サービス化”ともいわれる。

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