神奈川県 中津川

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丹沢の山々から流れる清流はどこまでも透明な水色。


神奈川県は西部の奥深い丹沢の山々から端を発し、宮が瀬ダムを経て相模川に合流する中津川。都心からほど近い割に、今なお自然を色濃く残している理由は、ダムより上流部が深い渓谷となっているからだろう。道沿いに気軽に車を止め、さっと入渓できる里川と違い、パーキングスペースも限られ、歩いて谷を深く降りていかなければならない。そんな中津川上流部では、キャンプ場をベース基地にして釣り歩くと便利だ。川沿いにはいくつかのキャンプ場が点在し、どこもすぐに入渓できる好立地になっている。 中でもファミリー向けにお勧めなのが、98年3月1日にオープンした清川村立金沢キャンプ場だ。キャンプはもちろん、コテージなどの宿泊施設も整っており、目の前の河原はルアー、フライ、エサ釣りの管理釣り場になっている。ここで釣りを楽しむもよし、キャンプ場から川を釣り上がるのもよいだろう。

上流部は唐沢川、布川、本谷川、塩水川と支流に分かれ、それぞれが懐の深い沢となり魚たちを育んでいる。布川ではドライフライに、小ぶりだけれどきれいなイワナが顔を出してくれた。中津川は清流の中に踊るヤマメやイワナと、美しい渓谷が釣り人を楽しませてくれる。




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金沢キャンプ場の管理釣り場区間。広々とした河原になっている。
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布川でドライフライに出たイワナ。
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オープンしたばかりの金沢キャンプ場。 広い河原がオートキャンプサイト。


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金沢キャンプ場の宿泊施設。まだ木の香りがただよう。
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キャンプ場の炊事棟。設備がよく整っている。




問い合わせ先:中津川漁協

Phone:0462-81-3292
日釣り券:700円

清川村立金沢キャンプ場

住所:神奈川県愛甲郡清川村宮が瀬字金沢1692-6
Phone & Fax:0462-88-2950
入魚料:1日¥3,000(午前8時〜5時)
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