2000年7月24〜28日 八ヶ岳南麓高原、武田信玄の棒道とその周辺 長野県・八ヶ岳より

武田信玄が戦争用に作った有名な“棒道”の一部が保存されていますが、車も入れ、他の山道と同じになってしまっています。今回は保存されている棒道の一部と、それ以上に整備された周辺の小径をお送りします。 この付近は、標高1100メートルから1200メートルで、気候も安定しているので、国内での高地トレーニングをするマラソンや自転車レースの選手、さらには今回のオリンピック柔道の男性陣の合宿所もあり、鉢巻道路やこれらの道をトレーニングで走っている人も見られます。


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武田信玄が戦争用に作った有名な“棒道”の一部が保存されていますが、最初に見るにはゴルフ場上のこの道がわかりやすいでしょう。


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さらに入ったところですが、別荘地から車の抜け道になっています。

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信玄・棒道に接続して、八ヶ岳に登る、むかしからの道です。八ヶ岳公園道路は有料ですので、地元の車はこの道を使いますが、ここのほうが、いかにも“棒道”らしいです。右側に見える小屋は、山火事用の火の見櫓のついた消防団の小屋です。


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信玄・棒道のすぐ下に、チップを敷き詰めた散策用の小径があります。土の道は足に柔らかいですが、ここは全面がチップなので、ジョギングにも最適です。