2000年4月9日 源氏まつり 兵庫県・川西市より

今から千年余り前、第56代清和天皇の曽孫にあたる“源満仲”公は、川西の多田盆地に移り住み、天録元年(970年)に多田院(現在の多田神社)を創建し、清和源氏の礎を築きました。後世、鎌倉幕府を開いた源頼朝や全国に名を馳せた源氏武将たちは、すべてこの満仲公の子孫であり、市内には、多田神社をはじめ満願寺、頼光寺、小童寺など、源氏ゆかりの社寺が数多く点在します。まさに川西市は、わが国における源氏と武士団発祥の地といわれています。

この“源氏まつり”は、“源氏のふるさと川西”の歴史や文化を広く市内外に発信しょうと、鎧・兜に身を固めた源氏ゆかりの武将や馬上の巴御前、姫君、少年・少女武者などが、桜吹雪の舞うもと、絢爛な時代絵巻を繰り広げる懐古行列を中心とした観光イベントです。


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