2000年2月20日 “十和田湖冬物語2000” 十和田八幡平国立公園・十和田湖にて

2月10日より20日まで、十和田湖畔“休屋(やすみや)”にてイベントが行われました。この期間中は、本来ならば冬季運休の遊覧船が1日3便運航されたり、湖畔のシンボル“乙女の像”がライトアップされたりしました。
休屋のイベント会場では、自衛隊八戸駐屯隊製作の雪像“水辺の古城”をはじめ、ねぶたが展示され、津軽三味線のライブ、花火大会などが行わました。夕方から9時ごろまでのイベントとなると、夜の冷えこみをきらって、どうしても人の集まりはあまりよくないようです。ましてや十和田湖では、どうやってみても宿泊客以外は峠越えをしなければ会場入りできないのですから、仕方ありません。かく言う私も、行きは、昼間のうちに八甲田山を抜けることができるので所要時間約1時間半、しかし帰りは峠越えを避けたので、3時間ちょっとの長旅となりました。


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夕暮れの十和田湖です。いつもは白鳥がきているらしいのですが、この日は見あたりませんでした。鴨が数羽湖面を漂っていました。

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十和田湖のシンボル、“乙女の像”です。日が暮れてから細かい雪が降りはじめ、目も開けていられませんでした。ライトアップはこのイベント期間中だけだそうです。像のまわりには、ミニかまくらが作られていました。

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イベント会場から乙女の像までは、十和田神社の森を抜けていきます。その道沿いに作られていたミニかまくらの灯が、森の中で揺らめく様はとても幻想的でした。


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イベント会場です。ホテルや学校が作った雪像が5〜6基ありましたが、なんといっても美しかったのは、自衛隊の作った“水辺の古城”(写真・右奥)でした。

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イベントのフィナーレは花火大会でした。11日間毎晩行われたものなので、大したことはないのではと思っていたのですが、なかなかどうして……さすが、毎夏花火大会を行っているだけあって、演出はバッチリでした。写真・右奥はねぶたです。ねぶたの写真は夏のお楽しみということで。