1999年8月8日 蔵めぐり 福島県・喜多方市より

新聞の小さな記事がきっかけで、喜多方の蔵めぐりに出かけました。土湯峠を下り、裏磐梯の有料道路からひばらビューラインを通って、1時間半で蔵の里に着きました。今年で5回となるこの催しは、アッという間に満員締め切りになるそうです。喜多方の蔵はどこでも生活に活かされています。新しい建造物も、景観に合うように蔵ふうに作られている所もあります。これほど喜多方に蔵が多いのは、明治10年代の大火で蔵が焼け残ったことによるそうです。ぜひ、喜多方に出かけてください。人情豊かな水も空気も清々しい町です。


photo
蔵とマッチしたしっくい塀が屋敷まわりにめぐらされている。

photo
左)会津米の産地で豊かな集落です。どの家にも立派な蔵があります。“こて絵”のある蔵。ニワトリと松と鶴。
右)二度焼き煉瓦は喜多方の特徴。

photo
杉山の農家蔵。屋根・窓・トビラ、同じものがありません。それぞれの家の心意気でしょうか。


photo
曲がり屋の一部が二間続きの座敷蔵。