Following the Pass of Polar Bears.


白クマとは?  白クマ=地上最大の肉食獣

初期のクマは、猫ぐらいの大きさだったが、次第に大型化し洞窟に住むようになった。現在最も小型のマレークマは大きくても60キロ、北米のブラックベアーは270キロ、そしてオスのグリズリーは500〜680キロにもなる。
白クマの大きいものは600〜800キロにもなり、記録では1,000キロを超す白クマもいたと言われる。日本の野生動物の中で最大の体格をもつエゾヒグマが、150〜300キロであるから、白クマがいかに大きいか推測していただけるだろう。
ハドソン湾西部一帯で見られる牡白クマは、8歳くらいまで成長し続け、600キロ以上になる。体長も3メートルを超し、立ち上がると4メートル近くになる。肩の高さも、1.6メートルを超す。
凍りついた大地に立って写真を撮っていた時、岩の影からいきなり現れた白クマは、見上げる高さにあった。その巨大さに肝をつぶした。まさに極北の王者の貫禄を感じさせた。


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