Sports cycling



知っておきたい、サイクルショップとのつきあい方
スポーツサイクルを買う時、大別して3つのショップのタイプがある。
予算や目的に応じて選ぶことが可能だが、大前提として
ママチャリとちがい、あくまでスポーツ(レクリエーション)の道具なので、
まめな手入れが必要なことは意識しておこう。


ショップのタイプを大別すると……。

プロショップ
スポーツバイクに、長く、一生モンのホビーとしてつきあいたいなら、プロショップが最適。いわゆる専門店のことで、MTB、ロードといったひとつのジャンルしか扱わないショップ、スポーツサイクル全般を扱うショップなどに分かれる。さらに、レース中心の体育会系ショップから、メカいじり中心の工業系ショップまでさまざまなタイプがある。

量販店
プロショップのなかでも、店頭にたくさんのバイクを並べているタイプのお店。ウェアやアクセサリーも豊富に在庫している。いろいろ見て選びたい人向けのショップ。

ディスカウント
○○クマなどの郊外型ディスカウントショップでもスポーツサイクルを扱っているが、アフターケアを考えると、やめておいた方が無難。初期投資で安かったぶん、基本的な組立技術が低いので、修理などであとあと何かとお金がかかる。


プロショップに行ってみよう!

敷居高そう……
プロショップというと、なんだか敷居が高くて、雰囲気も悪そう……なんて考えがち。でも、数軒回って自分に合った雰囲気のショップを選ぶのも楽しい。まずは店員さんに気軽に声をかけてみよう。そのとき決して知ったかぶりをせずに、素直に自分の目的と予算を告げよう。同時にこれまでのスポーツ歴や、“きれいなお店ですね”とか、世間話程度の会話を適度にはさもう。

ショップはかかりつけの医者
どんな趣味でもいきつけのショップがあるはず。それはかかりつけの医者に似ている。日常的なメンテナンスの相談からグレードアップなど、気軽に立ち寄れる場所にあることも重要。家からバイクで30分以内を目安にしよう。クルマ通勤の人は、自宅と会社の途中にあると便利。 地方の人なら、週末の買い物のついでに立ち寄れるような場所が重要だ。

情報ステーションとして
レースやツーリング等の情報は、雑誌やインターネットでも検索できるが、ショップの情報に勝るものはない。ショップはメーカー系の新製品情報に強く、クラブ等がある場合は常連さんは何かと強い味方になってくれる。
photo
今回撮影に協力していただいたのは東京・豊島区にある[M.D.S.]。街乗りから本格ダート走行まで何かと頼りなるプロショップ。月1回は都内ツーリングを行い、年1回はレースイベントも主催している。

photo
ショップには雑誌のほか、いろんな情報が入ってくる。店員さんと仲良くなればいろんな情報が教えてもらえる。

photo
ショップによっては試乗車を用意しているところもある(その方が良心的)。サイズなどは実際に乗ってみないとわからないので、試乗車の有無はショップに聞いてみよう。

photo
こんな風にカタログをみながら店員さんに相談できるショップを探したい。


[M.D.S.] 東京都豊島区南長崎6-8-10 水曜・第2火曜定休 営業時間10時〜20時



Prev